JR西日本は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、北陸エリアの在来線では特急列車および七尾線普通列車の運転本数などが見直されます。
特急「サンダーバード」「しらさぎ」はダイヤ改正後、曜日別に運転本数を変更する体系となり、観光に便利な週末の本数が多く設定されます。金土日曜および祝日を中心とした運転となるのは、大阪駅〜金沢駅間の「サンダーバード」上下各3本および、米原駅〜金沢駅間の「しらさぎ」上下各1本です(運転時刻は下表を参照)。なお、利用状況に合わせて運転日や臨時列車を追加する場合は、決まり次第告知するとしています。
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また、JR西日本ネット予約サービス「e5489」でのチケットレスサービス拡充に合わせ、ダイヤ改正以降の「サンダーバード」は7号車が自由席から指定席に変更されます。「しらさぎ」は増結され9両編成で運転する場合のみ、名古屋駅発着となる列車も含めて7号車が指定席に変更となります。
一方で、七尾線の金沢駅〜和倉温泉駅間を運転する特急「能登かがり火」は、利用状況を踏まえて5往復中1往復にあたる「能登かがり火9・10号」が運転取り止めとなります(運転時刻は下表を参照)。
七尾線の普通列車は、利用状況に合わせてすべての時間帯のダイヤが見直されます。1日あたりの運転本数は平日・土休日とも4本削減されるほか、一部区間の運転が取り止められる列車もあります。上りの七尾駅〜高松駅間では始発列車の時刻が繰り下げられ、最終列車は上下線とも全区間で繰り上げられます。また、夜時間帯は金沢駅・七尾駅の発車時刻が均等化され、わかりやすいダイヤとなります(運転取り止め列車の時刻や時刻表は上表を参照)。
氷見線では、ダイヤ改正日以降はワンマン運転が全列車に拡大されます。そのほか、各路線で運転時刻や編成両数の見直しが行われます。